アリスとピーターパン。二大ヒーロー、謎の、もとい夢のコラボ。

ミュージカル「不思議の国のピーター・パン  ~アリス・イン・ネバーランド~」

珍しく正統派っぽいミュージカル・ファンタジー。

おかしくなってしまったネバーランドを救うため、ピーターパンが助けを求めたのは、

夢見る少女・アリスでした…


お母さんを亡くした少女・アリス。

彼女は、お話を聞くのが大好きでした。

なぜならそれは母のため。

お母さんは、楽しいお話がとても好きでした。

アリスは、母のために作家になろう、

そんな夢を持とう。

そう思ってお父さんから毎日

お話を聞かせて貰っていたのでした。



そんなある日。

その日もお父さんから話を聞こうとした、その時。

彼女の元に謎の二人組がやってきました。

それはピーターパンとティンカーベル。

「お願いだ、おかしくなったネバーランドを

 君の持つ夢の力で救ってくれ!」と言う二人。

かくして、アリスは旅立ちます。

ピーターパンとともに夢の島・ネバーランドへ…!


ネバーランドに着くと、リリーや酋長、

ロストボーイズたちに囲まれました。

そしてアリスは事情を聞かされます。

…恐ろしいハートの女王に、おかしな奴ら…

そこでアリスはハッと気づきます。

ネバーランドに突然現れ

ピーターパンたちを困らせている者たちは、

お父さんの最後のお話にそっくり…!?




その頃、そのハートの女王は

フック船長と悪だくみをしておりました。

ハートの女王はこのネバーランドで

愛の形見のバラのブローチを捜索中。

「女王さ… いや、お姫様。

 この私にひとついい考えがあります。

 どうか聞いてくれませんか。」

フック船長にも何か別の思惑があるようです。


謎の男装の麗人・ラビットや

全身タイツのチェシャ猫に

演奏者が扮する愛のお茶会など、

ちょっと変わった登場人物たちが

アリスの前に現れ、語り掛けてゆきます。

「誰かから貰った大切なものは、

 自分の手で染め直さなければいけない。

 それで初めて自分のものになるんだ。」



ピーターパンは力を失っています。

空は飛べず、出来ない事も増え、

夢の少年ではなくなりつつあるピーターパン。

アリスの夢は、そんな彼に再び力を

与えることができるのでしょうか。

これは大人になる前の、本当の夢を見る前の物語。

『不思議の国のピーター・パン』、

ぜひ、ご鑑賞ください。

 

作・演出 杜川リンタロウ
作曲   渡邉 康(椙山女学園大学准教授)

編曲   田中由美

 

出演
小瀬水素古 伊藤楓 後藤好子 西元佑 石田真子
宮田麻衣 youu-ji 結崎涼 今枝蛍

杜川リンタロウ 一般参加の皆様 ほか


演奏
田中由美(シンセサイザー)

&HessenTrio<ヘッセントリオ>
つつみあつき(クラリネット) 吉田章(ホルン) 

伊藤真理子(ピアノ)

 

イラスト 藤島えり子(room16)




上演対象    園児から小学生、大人、親子連れ

公演会場    ホール
上演時間    約90分
上演料       上演料100万円

     (一般参加のワークショップ3回程度を含む)
準備時間    6時間半
対応観客数 ホールの場合最大1000人

不思議の国のピーターパンチラシ(一般公演時)
不思議の国のピーターパンチラシ.compressed.pdf
PDFファイル 4.0 MB